「物見」(上から6本目と7本目の間が少し広くなっている)から見えるようにかぶります。
「物見」から見るようにすると姿勢が正しくなります。
胸・腹部を保護する物で、あまり小さい胴はお避けください。
腰や下腹部を保護する為に、垂ひもを中央の大垂の下で花結びにして、十分に力を入れて結んで下さい。
▲竹刀検査風景
竹刀の規格は次の通りとし、長さは付属品を含む完成品の全長であり、重さは鍔・鍔止めを含まない完成品の重量である。
小学生 | 中学生 | 高校生 | 大学生・一般 | ||
長さ | 竹のみ | 3尺6寸(109cm) | 3尺7寸(112cm) | 3尺8寸(115cm) | 3尺9寸(118cm) |
完成品 | 111cm以内 | 114cm以内 | 117cm以内 | 120cm以内 | |
重さ | 男子 | 370g | 440g | 480g | 510g |
女子 | 370g | 400g | 420g | 440g |
小学生:3尺4寸280g以上、3尺2寸260g以上、3尺240g以上
長さは付属品を含む完成品の全長、重さは鍔(直径9cm以内)・鎧止めを含まない完成品の重量です。
ただし、二刀流の場合には、大刀は上記中学生用、小刀は長さ62cm以内、重さ男子280g~300g・女子250g~280g
剣道衣・袴に使用されている木綿は縮むと思われていますが、綿自体が縮むのではなく、綿花などから糸、糸から布、そして製品へと加工され、その間にいろいろな機械を通り、その際、繊維は常に強く引っ張られ製品へと変わって行きます。
このように繊維が伸びきった状態で製品になると、木綿の繊維が水を吸ったとき膨らんで伸びきった状態を元へ戻そうとするのです。最初の洗濯で最も大きく縮み、2・3回目後からは、それ以上縮まなくなります。
藍染めの剣道衣を洗うときは、剣道衣を裏返しにしてから手で押し洗いし日陰干しをして良く乾かして下さい。藍染めの袴を洗う時は、袴の襞をきちんとそろえてたたみ、剣道衣の洗濯と同じ方法で洗うとうまく洗えます。
洗濯機・乾燥機・洗剤等の使用は、なるべくお避け下さい。他の洗濯物とは、一緒に洗わないで下さい。